AI時代のメンタルコーチング・5つの軸と8つの習慣・メンタルンジニアリング

◆最強・罰への欲求

強いチームなどが、連勝するのは至難の技と言われます。
チャンピオンになるのは、もちろん凄いことですが
それを連覇する事は、もっと素晴らしく大変なことだと言われます。

勝つ喜びは、その時だけで
勝負師はその後にやってくる、負けを意識すのではないでしょうか

わたしも幸い!?にも強いチームでプレーさせていただきもした。
勝利した喜びは一瞬です。

次にやってくる、負ける恐怖感、これとの戦いが始まるのです。
つぎは、どうなるだろう!?
伝統的に強いチームには、これを克服する財産があるものです
また、個人になってからも応用していけば
自分の財産にすることも出来るのでしょう。

若いうち高校野球・甲子園などでは、
勢いで勝つ事もありますが、それを自分の本当の財産にするかは
その後も屈辱を越えて続けるか、どいうかに尽きると思います。

これは心理学的には、
●罰への欲求という事も、言えるかもしれません。

アメリカの心理学者ディヒターは、
人の心は常に快楽と罪悪感が同居していると言っています。

目標の達成や、いい事が続いたあとは、人の心理として
「いい事ばかりでは、ないよねー」と、
不思議と不幸もどこかで、求めているというのです。

これは、深い深層心理に、根づくようなのです。
短期的に表現するならば、
スポーツなどで、なかなか連覇が難しいのは、
こういった心理的な作用や、誘惑からの思いが働くからなのでしょう。

プロボクサー具志堅さんの(世界チャンピオン)連勝記録は、
もの凄いことなのです。

【学問の道は、他なし、ただ放心を求めるのみ。】

また人は、
飽きる・狎れが出て、いろいろとやってみたくなるものです。
これは、道心を大切にすることで克服できるようです。

 

 

 

関連記事

  1. マインドフルネスの科学、最新の活用

  2. ◆つり橋効果

  3. アンディーノブの一球入魂心理学

    ◆ジャパニーズドリームと本田宗一郎

  4. “ザイガルニク効果:未完了のタスクが記憶に残る驚きの心理学…

  5. “ストループ効果:認知の混乱を解き明かす”

  6. 反復法をスケールアップしよう

  7. ◆自己開示の返報性

  8. “ソーシャルローフィング:チームワークの敵と対策̶…