常総学院野球部◎3つの強さの秘密とレジリエンスコンピテンシー!

常総学院野球部、メンタルサポート後
3年連続関東大会、ついに甲子園へ

今年は島田新監督での初挑戦、という時期で私も、
県予選一回戦から、チームの試合に同行、
メンタルサポートさせていただきました。

いまだ、コロナの影響で。
お客さんのいない試合でしたが、選手にとっては逆に
平常心で戦えたのかもしれません

「先の先、後の先、後の後」とは、
兵法五輪書のことばですが、

横綱白鳳が、歴代横綱のなかでもっとも
尊敬するといわれる双葉山親方は、
どんな取り組みでも(平常・不動心を超える境地)

木鶏いまだ足りえずと、
後の先をもって戦い、勝利したと言われます。

野球界では、フライボール革命という旬な戦い方もありますが、
今年の常総学院は本来の、選手自ら状況判断して、
監督指揮のもと、強い低い打球を軸に、自在に攻撃をしかけていく
そのための準備と、戦い方ができていたようです。

その中であって、私のサポート出来る領域といえば
選手本来の強みや、今の状況に集中できる心構えを
事前に体の反応ふくめ、準備することです。

戦国時代最強武将・上杉謙信の戦い方とは、
たんに戦に強いというだけでなく
◆義という軸をもって、戦国時代を貫いたことです。

それでいて後の先、攻めてくる敵国に臨機応変、
状況判断して打ち返す。
この大会でも感じましたが、後の先
(瞬時に相手の出方に対して討ち返す)戦い方は

あらゆる戦況を想定した、準備の上になりたつと、
あらためて痛感するのです。

毘沙門天の化身、上杉謙信であっても、いざ戦うとなったら、
何日も何か月もかけ、戦の準備(人・物・金・食)
戦い方から祈祷にいたるまで、
己や各武将たちの、技と心を高め、その準備がまるで
神がかっていたのでしょう。

攻める動きによって崩れた構え、その隙に乗じて攻める、
これが「後の先」です。
先を取ったつもりが想定内で、攻めた動きの乱れに乗じて
攻め込むことで、一気に、攻守が入れ替わり勝負を決める。
今大会も何度となく追いつき、逆転してきました、

私自身も、直指ご指導いただいた、木内野球とは
機先を制す、心理・脳科学野球だと感じています。
広い意味での心理学を学び、ドジャース野球のスモールベースボール、
アスレチックスのセイバーメトリクスを包括する野球、

パンデミックや甲子園大会中止などで苦しんだ状態から
強さの戻った常総野球、あらためて選手チームの
底力を感じました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆3つの力~
いまだ木鶏にいたらずとは、最近ではボクサー井上尚弥選手を
最強王者の例えで(木鶏)という文字で新聞に記されていました。

機先を制し、縦横無尽:臨機応変に攻撃を繰り出す
先の先と、後の先とは、

日常の練習や、練習試合での【準備の質】を高める事に加え、
その場の戦況で選手が【状況判断】して戦えるよう、
仮説検証した情報や戦略を【イメージ】まで落としこむ。

自分の勝ち方をつくる作業が、大切になるということですね。
投手の軸・攻め方の軸があり、勝負に徹する事ができていました。
剣の道を極める、機先を制す心構えとして、

我、かかる時の先は、身は懸かる(かかる)身にして、
足と心は中に残し、たるまず、張らず、敵の心を動かす。
是、懸の先也。(兵法三十五箇条書)」

武士道というものは相手に勝つことも大切ですが、
それよりも負けないことが大切です。
相手にも、自分にも、一発勝負の命がけですから・・・。

野球というスポーツは、失敗を活かす競技です。
ここが要、私自身エンジニアとしての経験からも
車の開発工程や、設計精度QCD向上も、基本は同じと考えます。

敗北が無いという事は、結果を成長スパイラルに活かす力、
人の道においても、勝ちにつながると言う事です。
人は己に負けると、人を中傷・批判する事で、自分を高めた錯覚に浸ります。

形のない形をもって準備する、軸が立つ、
己の怠け心や、不安との戦いから、気づきを得る
気づき、変化を活かした、打撃・攻撃・守備・投球ができるのです。

●イメージの先行とは、全ての動きは無意識の内に
行われるように鍛錬していくことです。

「無心の先=機」とは「後の先」「先の先」がしっかりと
身に付いた後、修得出来るといわれます。

そこから本物の機=機先を制す●常総本来の機動力を得て、
縦横無尽の攻撃に入ることができるのでしょう。

コースやサインは盗むものでなく、選手が真剣勝負の
中で感じるもの、今回は関東大会の決勝戦までイメージ
どうり勝ち進み、甲子園を探り寄せました。

決勝は延長戦のホームランで決しましたが・・・・
満つれば欠くるが世の常
成長、生命力を見出す、不足の美。
じつは一番の立ち位置を得たと感じます。

マリンスタジアムでは、スカウトの人達が
「強い常総がもどってきたな・・・」
と話していましたが、世代が違えば選手も人も違います

人は縄文時代からの習性(安全確保)のため、
変化を嫌うものですが・・・。
陰の立役者、マネージメント英断が今回の結果を
呼び寄せたとも、いえるのかもしれません。

その意味では一戦一戦、勝ち上がることによって、
チームも選手も大きくなり、成長課題を得た大会でした。

強い常総学院、OBとしても、いち野球ファンとしても、
勝敗を超えてまた、甲子園を感動の名勝負で包んでもらいたいです。

そのためにも、質の高い鍛錬を、人生を貫く軸をもって
高めてもらいたいと思います。

メンタル・コーチング的には、逆境に強いレジリエンス
その中でも、コンピテンシーを高める事が大切になります。

知るを知り、知らざるを知るこれ知るなり
機先を制す、、、知っていれば、体得することができます。

 常総学院野球部OB:プロメンタルコーチ 安藤伸行
                (アンディーノブ)

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