◆希少性の原理

深夜テレビでの、
TVショッピングのおねいさまは、大活躍です。

私も先日、なかなか眠れずに
TVをつけて、お会いしたのですが、

すると・・・
商品の紹介途中にいきなり、音が鳴るわけです。

 「ピローン・ピローン」。

 「おおー何んだー!」と思っていると、

 「皆様、ありがとうございます、ベージュ色が完売しました。」

 「えー残りは、レッドとホワイトです。」

タイムリーに販売状況が確認できるという事は
生放送なのでしょうかー!

でも良くみていると、
15分たつとまた同じ映像が流れていました・・・(笑)。

何回も繰り返し、流れています。
でも、私が女性で少しでも気になる商品だったら
思わず電話してしまいますよね。

 「あー全部なくなる前に、電話しておくかー!」って。

●希少性の原理・・・今まで、入手可能だったものが入手困難になると、
その対象をより高く評価し、以前にも増して欲するようになることです。

 ・お水の購入は、1家族2本まで・・・
 ・特製○○ラーメン、期間限定10食・・・
 ・40名様先着・販売・限定入会・・・他。

期間を限定するのは、入手の機会を制限し、意図的に希少性の
原理を働かせることで
「今、購入しないと無くなってしまう!?」
「今、入会しないと、入会できなくなってしまう!?」 
「他の人が手に入れた結果、残りが少なくなった!?・」・・など、

供給される数が少なくなった事実は
相当の理由があると考え、⇒充分な検討をする事なく、ご購入!。 
という、消費行動が取られやすくなるのですね。

●社会心理学者のステファン・ウォーチェルの実験では、
瓶の中に入っているクッキーを被験者に食べてもらい、その味の評価を依頼。
半数の被験者にはクッキーが10個入った瓶を渡し、
残りの半数の被験者にはクッキーが2個しか入っていない瓶を渡しました。

クッキーへの評価の結果は、2個の内の1個を食べた被験者グループの方が、
10個のうちの1個を与えられた被験者よりも、より好意的な評価を下しました。

もちろん希少性の原理以外にも、いろいろな要因が複合的に、
働いていた結果であり、多少の違いも出るのも事実ですが

心理学の研究結果を知るとい事は、
今、目の前の状態を知る、きっかけになるのですね。

まーしかし、深夜のTVショッピングには、
まだまだ仕掛けが、いっぱい・いっぱいあって、
楽しくて、ねむれませんねー。

 

 

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