◆発達の最近接領域

私のライフワークでもある、
☆パワースポット・ドライブ、週末に子供と秩父まで行ってきました。

ほんと大地の息吹にふれ、大自然の中で自分と対話していると
感性と生命の蘇りを感じることが出来ますね。

そしていつしか、萎えた気の枯れが祓われ、
生かされている事を思いだし、感謝の極まりから、
恍惚とした充実感と、
蘇りの息吹に満たされていくのです。

秩父を越え、ダムを越えて奥秩父まで入っていくと
三峰神社には、ヤマトタケルノミコトの大きな像があります。
そこを下ったあたりに、極真空手の大山増達碑があるのですが

空手の達人、死ぬ間際の著書に
いまだに手の握りに、疑問を持つといわれていました。
極めても極めきれないと!

心理学の中には、発達心理学という領域がります。
これは子どもの成長を意味することが多いのですが、
心理学の領域では、発達を一生涯続くものとして考えます。

ロシアの心理学者のヴィゴツキーは、
人間の精神・発達は社会的活動と
人との出会いから、的確なコミュニケーションがあって、
大きく発達すると考えました。

○発達の最近接領域

最近接領域というのは、子どもの発達状態を判断するためには、
・子どもが自力で問題解決できる現時点での発達水準と、
・他者からの援助やサポート、コーチにより解決可能となる潜在的な発達水準、
実はこの2つの範囲、領域のことを発達の最近接領域とよんでいます。

その子(人)が持っている成長可能性とでも言えるのです。
ちなみに勝負の世界での洞察力の差は、そのまま勝負の結果に影響します。

敵を知り、己を知れば~の言葉もありますが、
子供の人の成長をサポートするには
老子にある「和光同塵」の教えにもあるように

ティーチング・コーチングでの対応も変化してくるのです。
それを可能にするには、最低限
その子その人の【技の見切り】があるからこそ、可能になってきます。

適度な難易度の、技術テーマと練習が提示でき、
適度なサポートを施すことが出来るのです。

●指導者も、日々己と向き合って、精進する事が大切なるのですね。
そして共に、技術的にも精神的にも成長することができるのです。


アンディー・ノブ

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