世界で活躍するアスリート、オリンピックを目指す選手、
プロを目指す、10代~20代のアスリートにしても
大きく実力を伸ばす過程で、指導者や監督、親から絶大なる信頼を得て
それが大きく、成功・成長を後押ししてきた事がわかります。
- ピグマリオン効果
ハーバード大学心理学者、
ローゼンタール氏と、ヤコブソン氏が実施した実験結果に
有名なピグマリオン効果というものがあります。
子供達を対象に知能テストを実施したローゼンタール氏。
チームを2つにわけ、一方の生徒の名前をあげ
その担任の先生に、
「この子達は近い将来、学力が大きく伸びる子です。」と
その数名の名前を伝えました。
じつは、その名前をあげた子供達は、
成績が特別に良かったのでなく、無作為に選ばれた子供達だったのです。
しかし、数ヵ月後・・・
他の子供達に比べて(期待された)この子供は飛躍的に学力が伸びた
という実験結果が出たのです。
ピグマリオン・これは、
もともと、ギリシャ神話に出てくる彫刻家の名前なのです。
この物語は、キプルス島のピグマリオン王が、
自分で彫刻した女性に恋をしてしまい
その女性像に話しかけ、情熱的な思いを寄せるうちに、
芸術の女神、アフロディテの力もあって
その女性に、いつしか生命が宿っていくという物語なのです。
期待をされることって、
女性像でなくとも、大人の人間でもうれしい事ですよね。
出来れば必要とされる、環境やチームで期待に応え貢献したいと、
いう思いは、人間真理を得ているようです。
子育って、ほんと人育てなんですね。