◆自己開示の返報性

先週末は、子供の探検とリフレッシュをかねて
モデルルームへ行きました。

その時に気づいたのが、案内の人の対応と
自分の反応について・・・、
当然の事ながら、店員というか案内の営業の方がつくのですが

こちらも、
風船をもらった手前、質問には協力するわけです。
「今、お住まいの間取りは?」
「○○をお考えですか?」
「場所は・・・他?」

買う気はないので、ある意味、気軽に答えていくわけですが、

「ご両親は、・・・?」
「その出身は、・・・?」

ンえー、そこまで答える意味あるのかー!
と違和感を覚えることもあるのです。しかし、

一方、別のモデルルームで営業の女性が
「えー、私も家族が○人いまして、」
「私も、○○出身でして」

と自分のことを話してくれると、なぜか自分の方も
自然と話しているんですね。

これは、
自己開示の返報性がはたらいたんだなー
と思ったわけです。

これに共通項が加わり進展すると、ラポール状態になっていきます。

自己開示の返報性とは、みなさんも思い返せば
経験あると思いますが・・・

「相手がそこまで話してくれたんだから、自分も話そう」という気持ちが生じる
心理です。

ただ、これは段階を追って自己開示していく必要があります

 

 

関連記事

  1. “ヴィゴツキーの最近接発達領域:教育と学習

  2. 自己概念の科学:心理学と神経科学の視点

  3. “グループシンク:集団思考の罠・その克服方法”…

  4. 外発的動機づけのメカニズムを活用!

  5. ◆言語相対性仮説

  6. “沈没費用の誤謬:過去の投資に囚われない心理学”…

  7. “ヤーキーズ・ドッドソンの法則:ストレスを味方につける心理…

  8. ◆シャワー効果と噴水効果