AI時代のメンタルコーチング・5つの軸と8つの習慣・メンタルンジニアリング

◆部分刺激の拡大効果

野球やソフトボールのコーチをしていても、ある選手が
何か一つ技術を得とくし、自信を持つようになると、

例えば投手が、ある変化球が投げれるようになった事で、
認められる、ほめられるなどで、技術的にも全体に
レベルがグッと向上することがあります。

ひとつの事を、ほめられつづけた事がきっかけとなって、
すべてにおいて皮がむける
というか、飛躍する選手がいるものです。

禅でいう・啐啄同時というか、
飛躍するタイミング、要を活かす。

「部分刺激の拡大効果」という心理学用語があります。
自我への一部のほめ言葉を、自我全体に拡大していく
、心理なのです。

選手や人材育成においても、
承認する、ほめるという行為は重要ですね。
メンタルトレーニングにおいては
ほめている自分にも、その効果が備わるとも言われています。

まるでビリヤードのように、つつかれて
まわりに伝染していくのです。
チーム・フローの状態を、必然的につくりだす
きっかけにも出来るのです。

 

関連記事

  1. “自己奉仕バイアス:成功の裏側に潜むトリック”…

  2. ◆サブモダリティー

  3. ◆感性を磨く芸術にふれるとは?

  4. 自己効力感:内なる力を引き出す鍵

  5. ◆センス・オブ・ワンダー

  6. “ストループ効果:認知の混乱を解き明かす”

  7. “ハロー効果:第一印象が全てを決定?”

  8. “単純接触効果:マーケティングと心理学の交差点”…