昨日は、昔の友人に久しぶりに会いました。
東京麻布のおいしい蕎麦を、昼食に食べたのですが。
これが、おいしいになんの・・・
2年ぶりでしたが、何がちがうのかなーと
思うわけです。
タレ・・・そばの分量?
よく2:8そばの原理といますが・・・
そば粉=8割 小麦粉=2割がおいしいと言われます。
もちろん、単純にそれだけではないと思うのですが
そこでフッと、思い出したのが
製造業などには極めて関連深い、パレートの法則(図)
私なんかが、思い出すのがあのグラフです。
もーいいよというくらい、QCサークルでは作ります。
でも、そもそもパレートって何?
と聞かれて、何と答えますか・・・
パレートって、パレートの図でしょう???
知っている人の中でも、
たぶん8割の人は、説明できません。
2割の方は、明確に答えられるかもしれませんね(・・;)。
もともと科学・工業の分野のみならず、自然現象や社会現象等様々
にも利用され、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した
冪乗則(べきじょうそく)なのです。
・商品の売上の8割は、全商品のうちの2割で生み出している。
・売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している。
一定の法則をもった統計学用語
というパレートの法則は、有名で
聞いたことがあるのではないでしょうか
、
【べき乗則関係】は、円の面積における自乗比例の法則など多くの
数学的な公式も、べき乗則なのですね。
プロジェクトを廻す基本、P・D・C・Aサイクルを発展させた
MAICなど、品質管理手法、または経営手法の一つである
シックスシグマにおいても、重要なキーワードとして活用されています。
でも・・・あの、麻布のおいしい蕎麦屋さんは
経験からあの分量を導き出したのでしょうね。
試行錯誤の情熱はすばらしいと思うのです。
その感動と共に、旧友と食べるお蕎麦は
また格別でした。