湯でカエル理論というのを聞いたことがあります。
熱ーい湯に、カエルをポンっと投げ入れると
びっくりしたカエルは、ピョンと飛び出す。
しかし、
徐々に熱くなるように水を温めていくと
飛び出すのを忘れ、死んでしまうというのです。
まー、本当かどうかは別として・・・
これはある意味、言い得て妙だと思うのです。
人は、速く動くものには警戒をします。
よって、我々の環境も、徐々に変わっていくものには
気づきづらいのです。
これが自分軸を持って、生きる。
朝の独りの時間を大切にする、という事でもあると思うのです。
自分に自信がなくなると、集団の中に入りたくなるものです
群がることで、安心感を得るのですが
これは(将来の不安・問題の)先送りですね。
人の不安感に入っていく商法もあるくらいですから
真剣に自分と向き合う事は、相当の労力を必要とする作業なのです。
先日は、パーシージャクソンとオリンポスの・・・映画をみました。
クリス・コロンバス監督作品
これは、デミゴット(神の子)と言われる仲間達、
オリンポスの最高神、ゼウス神から
かけられた疑いをはらすため、
黄泉の国のハデスに会い、地上に戻るための宝を探す旅路
ラスベガスでゲーム三昧、楽しい接待に会い、目的を忘れかけるのです。
まさしくこの場面では、徐々に茹で上がっていく状態です。
もしこれが、目的・目標(宝を探す)がなければ
そのまま茹で上がって、遊びつづけて
気づいたら死んでいた状態ですね。
この状況は、日常でもあります
●ローボールテクニック
これは人の心理をついた交渉術でもありますが
最初は好条件(甘い誘惑?)を提示するのです。
承諾を得てから、不利な条件を付け加えるというテクニック。
ここでは無料でゲームが楽しめて、女性とも仲良くできる・・・
しかし、通常の何倍も、時間の進みが早い空間。
現実的には、携帯電話、本体は無料だが、
その後の使用量、データー転送時にお金が倍かかるなど。
その他にも
●ドア・イン・ザ・ドア
あらかじめ断られるような、無理難題な頼みごとをして
断られたら、(小さく感じる)本題を頼みこむ・・・このくらいならと。
●フット・イン・ザ・フェイス
大きな案件も、小さく分解、
小さな頼みことから始まり、徐々に大きくしていく。
スマートフォンの契約や、パソコン、保険の契約、
よく理解した上で、判断するのがいいのですね。