◆コンコルド効果

2010年公共事業の、八ッ場ダム(やんばダム)。
ダム建設をつづけるにも、また止めるにも多大な(税金)公共費が
持ち出されるという事で、大問題になっていました。

これ大企業のシステム開発にも、よく見られるケースなのです。

ある対象(建設・開発)への金銭的に投資、時間的投資をつづけることが
費用対効果をも、回収できない。
もしかしたら・・・損失につながる恐れがある!?。

いや、分かっているにもかかわらず、それまでの投資を惜しみ、
やめられない心理現象の一つであり、この現象を
●コンコルド効果といわれています。

これは、超音速旅客機:コンコルドの商業的失敗を由来するため、
コンコルドの誤りともいうのですが

あの飛行機、機体のデザインは、子供心に大変魅力的で、
私自身、新幹線やスーパーカー(カウンタック)と並んで憧れでした。

大人になって、自動車のデザインや開発に携わる仕事を経験しましたが
私の子供にも自慢できると思っている、子供時代の憧れ
 =超音速旅客機:コンコルド。

じつはそれが失敗作だったというのも、今は魅力のひとつです。

 

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