野球や、ファーストピッチ・ソフトボールにおける
(ハード系)ピッチング・ピッチャーの5大要素としては、
①コントロール、
②キレ、
③スピード、
④緩急、
⑤スタミナ
これがそのレベルで出来れば、リトルリーグでも、メジャーリーグでも、
ゲームをつくるピッチングができるのです。
先日は、何人かの後輩が出場している事もあって
明治神宮大会(硬式野球・大学)に行ってきました。
ドラフトで話題になった、
斉藤祐樹(投手)も観てきましたが、高校時代に比べて
大石投手の影響か、スピードボールにおいての力みからくる
腰のタメの効きが、分散されているのが気になりました。
なんせ高校時代の決勝戦では、恐ろしく脱力されたフォームからの
スピードボールは、打席では一層早く感じられたと思うのです。
おそらくプロでは、ビデオでのフォーム解析をしていくでしょうし、
技術それより、無形の期待や主将としての役割から解放され、
大学時代より
伸び伸びとした、数段上の同投手が、観戦できそうですね。
上記の①~⑤のトータル・バランスは、素晴らしものがあります。
たしかに大石投手の(ズドーンとくる)速球の方は、威力はあります。
強化された下半身、ステップした足が効いているので、TOPからの
腕(先端)の振りが、速いのです。
最近は昔に比べて、肩の力に任せて
スピードを出す投手が少なくなっているのは、最近の傾向ですが、、
このコツをつかむには、最低でも10年の硬式での
投手経験が必要です。
これが野手のボールと、投手の投げる【ボールの質の差】、
になってくるのです。
また、肩やひじへの、負担軽減にもなっているのですね・・・。
今回は、大学時代どのような進化をめざしたのか、
プロにいく前に観ておく必要があったので
私においても、充実した日になりました。
どうしてもこれは、テレビの画面だけ本人の話しだけでは解りませんので
緊迫した試合ではもちろん、フォーミングアップの小さな動きから、
感じる事ができるのです。
競技者は、体が反応してくるのですね。
応援はもちろんですが、彼らがス―パースターとして経験してきた事をいかに
これからの子供たちの指導やコーチングに生かしていくのかが大切ですので・・・
東海大学の投手も、来年は楽しみですね。
上記した、【投手特有のボールの質】・・・この体得の事を考え
同投手のように、高校野球甲子園で、投手として勝負するということを
時間軸のみ(だけ)で考えた場合、小学生の段階で
【硬式球】でプレーに触れる事はあり・・だと思います。
もちろん野球肘の事(メディカル)・
燃え尽き予防(メンタル)サポートは当然ですが・・・。
このあたりは、また次回に。
アンディー・ノブ