2010年公共事業の、八ッ場ダム(やんばダム)。
ダム建設をつづけるにも、また止めるにも多大な(税金)公共費が
持ち出されるという事で、大問題になっていました。
これ大企業のシステム開発にも、よく見られるケースなのです。
ある対象(建設・開発)への金銭的に投資、時間的投資をつづけることが
費用対効果をも、回収できない。
もしかしたら・・・損失につながる恐れがある!?。
いや、分かっているにもかかわらず、それまでの投資を惜しみ、
やめられない心理現象の一つであり、この現象を
●コンコルド効果といわれています。
これは、超音速旅客機:コンコルドの商業的失敗を由来するため、
コンコルドの誤りともいうのですが
あの飛行機、機体のデザインは、子供心に大変魅力的で、
私自身、新幹線やスーパーカー(カウンタック)と並んで憧れでした。
大人になって、自動車のデザインや開発に携わる仕事を経験しましたが
私の子供にも自慢できると思っている、子供時代の憧れ
=超音速旅客機:コンコルド。
じつはそれが失敗作だったというのも、今は魅力のひとつです。