AI時代のメンタルコーチング・武士道に学ぶ・5つの軸と8つの習慣

◆ハロー効果

スポーツでは、強いチームなどが試合会場・グランドに入ってくると
それだけで、会場の雰囲気が一変する感じを受ける事があります。

これは、歴代そのチームが勝ってきた効果や、実績が
ハロー効果となって、まるで後光のように、
そのチームを輝かせているように感じるものです。

心理学用語の中では、
認知バイアスの一種でもあり、光背効果、後光効果とも呼ばれ
認知心理学、社会心理学の中での様々な、観察者効果の中で使われるものなので
す。

このハロー効果には、
ポジティブ・ハロー効果、プラスに働く効果と
ネガティブ・ハロー効果のように、マイナス評価につながる両作用があるのです

ある対象を評価するときに、
目立つ特徴、成績に引きずられて
他の特徴についての評価が歪められる現象のことをいいます。

もちろん、古くから気づかれていた現象のようで、
ヨーロッパの絵画にも見られる後光などはそれを
芸術的に表現したものなのかもしれません。

実証的な研究は、心理学者のソーンダイクによって
研究が行われたものが、始まりのようです。

 

 

 

関連記事

  1. “ヴィゴツキーの最近接発達領域:教育と学習

  2. “自己成就予言:期待が現実を作る心理学”

  3. ◆知覚の選択性とスコトーマ

  4. “確証バイアスの科学:意思決定に作用する無意識の力R…

  5. ◆コーチング・フローへ導く

  6. ◆発達の最近接領域

  7. 自己開示

  8. ◆認知的不協和