製品企画設計をする場合は、ユニバーサルデザインを
意識するものですが・・・、
先日は、子供のおもちゃを買いに出かけました。
郊外にある【トイザラス】ここは感動するほど、品数が豊富です。
駐車場や、店内も広く、
私のような大男にも、気兼ねなく大手を振って、
店内を歩けるのです。
ちなみに、私の子供の頃は、街のおもちゃ屋さんは
ごちゃ・ごチャとした店内に、
今でいうドンキホーテの縮小版のような感じでしたよね。
今でも、ガンプラ(ガンダムのプラモデル)なんか、
当時住んでいた、麻布十番にある、
おもちゃ屋さんに、友達と夏休みに並んで
買ったのを思い出します。
別の店で買った、友達なんか、わけのわからない
ミニカーもついていて、今考えると笑っちゃいます。
(話題が、それました・・・。)
そのトイザラスの店内で、
花を飾る台(花壇)に子供が器用に中に入り込んで、
造花の植木をいくつかを並べて、幼稚園ごっこをして、遊びだしました。
「すごいなー」と思ったわけです。
誰に教えられてわけでもないのに、花を飾って
(まるでのその環境・場から)
教えられたような、デザインだったのでしょうか
子供(の世界)とその花壇との間には、当然のごとく
花を飾る行為の関係性、アフォーダンスが存在したのですね。
ちょっと強引ですが・・・。
●アフォーダンスというのは、知覚用語でもあります。
生態心理学者ギブソンが提案、
その人とモノとの物理的な行為の関係性を示す造語なのです。
(そのモノ・物)をどう取り扱ったら良いかについて
のメッセージを人、ユーザに対して発している、という考えです。
デザインにアフォーダンスを取り入れる。
大型ショップのエレベーター乗り場。
ここにある椅子も(説明書がないのに)客は自然に座って休みます。
トイレだと思って用を足している人、いませんね・・・。